2007年05月03日

作業報告

mixiだと、写真が3枚しか貼れないので、久しぶりにこちらを使ってみる。
あまりに長く放置していたので、なんか新鮮だなあw


>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>

いやあ、今日は働いたなあw

自転車2台の整備と、車の内装部品の交換と。

この力の入れ具合、仕事や勉強に活かせたらなあと思うんだけど、なかなかそちらに行かない生命の神秘。

ID(インテリジェント・デザイン)論の嘘がハッキリしますね。
神は、こんな無駄な時間つぶしをメインに据える生物をワザワザデザインしたのだろうかw
だとしたら、神も相当な暇人である。


▼MTB
例のリアスプロケット交換。
スプロケ抜き工具なんて、ここ10年近く使ってなかったから、どこにしまったか忘れてたよw

その際、工具をおさらいしてみて我ながら唖然とした。
いくつか大物工具が揃ってないけど、普通に自転車店が開店できるくらいの工具がある・・・。
なんつーか、大都市に引っ越して、軽自動車でも買って来て巡回自転車修理サービスでも始めたら、起業できるんじゃなかろうか。

修理の結果、チェーンの駒落ち症状もなくなって、以前のダイレクトな加速感が戻ってきた。
よし、街乗り舗装路走行なら、これで5年は走り続けられる。


▼軽快車(命名:かとりーぬ)
なぜか妙にハンドルが高く、サドルが前に押し出された状態で納車された我が通勤専用ママチャリ。

しかも、妙に各ナット/ボルト類が硬く締められていて、時間の空く連休でないと手が出せない感じだったので、これまで放置されてまして。

やっと念願のハンドル下げ、サドルの後方配置化。
ああ、楽になった。

本当は、ハンドルを握った肘を90度に曲げて、その状態でクランクを水平にした膝の先が肘に当たる程度の前傾が、一番効率よくハンドルを引けるポジションなのだけど。
ママチャリの構造上、それは無理っぽい。
不十分だけど、まあ、ママチャリだから我慢するか。

チェーンにレース用自転車に使うルブリカント(機械油)を注して、空気圧をチェックして完了。


▼206のオーディオ周り
内装剥いで、純正のクラリオン製CDヘッドユニットにHDDポータブルオーディオを繋ごうとしたのだけど。

内装剥いでみたところ、どうもこのクラリオンユニットには、外部からAUX入力端子を繋ぐことはできないらしい。

(´・ω・`)

AUX入力ケーブル、せっかく買ってきたのに・・・。
調べようにも、並行輸入の外国仕様車じゃ、調べようがないものなあ。
仕方がない、会社で営業車を貸与されるようになったら、そっちで使おう。

そうこうしていたら、センターパネル上部のマルチファンクションディスプレイのバックランプが、半分消えてるのに気がついた。

07-05-03_20-02.jpgマルチファンクションディスプレイ。これは修理後。
ここに燃費計算とか車外気温とか、異常情報や純正オーディオのトラック情報や周波数情報が出る。


この部分は206でも弱いとされているところで、そもそもの工作精度の低さや製造工程の雑さが原因で、不具合が出やすいと有名なところ。
しかも、自分で治そうと思えば簡単な部類なのに、ディーラーにもっていくと、アッセンブリ交換(部品丸ごと交換)で8万円などといわれるので評判の悪い部品でもあります。

なので、「とうとう我が家の206にも・・・」と暗澹たる気分になったのですが。

今一度内装を剥いで見ると、結構簡単にユニットごと外れそうな予感。

07-05-03_19-38.jpg鎮座するファンクションディスプレイ。液晶ディスプレイの下に、2本のトルクスネジで留められています。

で、実際結構簡単にはずれやがんの。

07-05-03_19-45~00.jpgこれが交換だと8まんえん。ボッタクリすぎだろ、プジョージャポン。
(・3・)ブー


この中の基盤のハンダ付け不良でバックライトが点灯しないことがあるとのこと。

07-05-03_19-45.jpgで、これをあけて基盤を露出させ、剥がしてチェック。

基盤を剥がしてみても、全然剥がれている所などは見当たらず。
検電器で電流調べても、きちんと通電してる。
なのに、バックライトがつかない。

07-05-03_19-44.jpgそこで、基盤を外してバックライトの光源を確認すると…

おいおい、イマドキLEDじゃなくて、ムギ球ですかw
さすがラテン車、見えないところはまだまだローテクwww
ムギ球は三個使用されており、そのうちの一個が球切れを起こしただけらしい。

早速近所の超自動後退まで走り、コイト製作所謹製のムギ球、2個セット280円を購入。
その場で交換作業を再開。

07-05-03_19-53.jpg8万円が280円で直る不思議。ほんと、プジョージャポンは少し考えて欲しいところだ。

新品のバルブに触らないよう、手袋をつけて慎重に交換。
バルブが切れたのは一個だけだけど、もう一個も光量が落ちて黒ずんでいるようなので、予防のためこれも交換。

で、結果。

ツイタ――(゚∀゚)――!!

07-05-03_19-50.jpg赤々と灯るマルチファンクションディスプレイ。

このマルチファンクションディスプレイ、バックライトが消えていたって走るのには全く問題ないし、夜や曇り空であれば、見えづらいけど全く見えないわけではない。
正直、お金かけてなおすほどでもないし、手間をかけるほどでもないのだけど。
なにぶん見やすい位置にあるため、どうにも気になる困った部品なんですな。

まあ、格安で直ってよかった。
内装の剥がし方もわかったし、ナビをつける際の予行演習であったと思えば、いい暇つぶしになりましたな。


最後に一言。
もっててよかった、トルクスレンチ。

07-05-03_19-54.jpg

これがあると、ほとんどの車の内装を剥がしたり外したりして遊べるようになりますからね。
ホームセンターで1000円くらいで売ってますから、車好きはもってて損は無いですよ。
posted by 福島の人 at 23:10| 福島 ☔| Comment(0) | TrackBack(7) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年02月11日

無批判の恐怖

あるある大辞典の捏造騒ぎも記憶に新しいのに、もっともらしく見せただけの似非科学に踊らされる人はどうして減らないんでしょうかねえ。


まあ、とりあえずこれ見てくださいよ。

2005年の記事です。
期限切れなので、ソースがリンク切れなのはご容赦のほど。

 【【社会】「科学って何ですか」 "バッテリー長持ちするシール"効果なしとして公取委が注意】
 http://news19.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1112322608/

 【GREEN HORNET:あなたは科学を信じますか?】
 http://blog.livedoor.jp/hmtk_nande/archives/18092842.html

携帯電話に貼り付けると、充電池の内部のゴミを分解して性能をあげるという触れ込みのシール「バッテリーロング」を発売していた「有限会社シンクスコーポレーション」。
この会社のそのシールに、効果が認められないとして公正取引委員会が景品表示法違反の疑いで注意を行ったという話。
この会社、大阪市の第三セクターがベンチャー事業として認定、お墨付きを与えていたために「公的機関まで騙された」と全国ニュースになりました。

注意を受けた会社のサイトはこちらです。

 【シンクスコーポレーション】
 http://www.thinx.co.jp/index.htm






で、昨日。

私の登録しているmixiのあるコミュに、こんな商品の宣伝トピが立てられました。

 【エコアス株式会社】
 http://www.ecous.jp/

エネループのエコイメージで大成功を収めているサンヨーあたりから、物言いがつきそうなデザインのサイトですがw
まあそれは置いといて。

なんだろう、言ってることがシンクス社と同じじゃん?

で、検索してみた。



まずは会社所在地。

 【会社概要 : エコアス株式会社】
 http://www.ecous.jp/profile/

>『所在地 〒530-0047 大阪市北区西天満6丁目2番17号』

 【有限会社シンクスコーポレーション / ビジネスプラザ出展者 / 第3回ケータイ国際フォーラム】
 http://www.itbazaar-kyoto.com/cgi-bin/exhibitor_view.cgi?91

>『所在地 530 - 0047 大阪市北区西天満6ー2ー17』

   
   '`,、'`,、('∀`) '`,、'`,、



で、次はそのサイトの実験検証結果をチェック。
とりあえずひとつだけ。
両社のサイトの検証結果ページ、よっく見比べてみてくださいな。

  【測定試験にて実証済み : e-moreのご紹介 : エコアス株式会社】  http://www.ecous.jp/emore/effect.html
 ☆web魚拓 (全部のページで魚拓撮ったw)
 http://megalodon.jp/?url=http://www.ecous.jp/emore/effect.html&date=20070211035628

 【シンクスコーポレーション】
 http://www.thinx.co.jp/test_report_1.htm
 ☆web魚拓
 http://megalodon.jp/?url=http://www.thinx.co.jp/test_report_1.htm&date=20070211035830

>◆中古携帯電話の稼働時間および二次電池出力電圧変化の測定試験
>測定:久留米工業大学工学部


あれ?題名も同じ?検査機関も、数字も期間も全部同じ?
グラフの図柄変えてあるだけで、まんまじゃないかw

うわー、製品名とパッケージと会社名だけ入れ替えて、売れ残り処分する気か二匹めのドジョウ狙いか。

もちろん、これだけでインチキとはいえないかもしれない。
万が一というレベルの話だけど。
シンクス社のサイトにも、

////////////////////////////

>調査の結果、相談依頼時に提出した商品表示の根拠となる自社試験測定結果資料が、景品表示法の客観的に実証された合理的な根拠として認めるには不充分であるとのことから、平成17年3月30日に非公表の口頭による注意を受けました。
>当社は、この結果を真摯に受け留め、第三者による客観的な製品性能の実証に努力致し、国内外の大学や測定機関での良好な試験結果を得るに至りました。


////////////////////////////

とあるし、注意を受けてからの実験結果であるような説明されていますから。


・・・でも、それじゃ経年劣化試験の時間的要因が矛盾するんだけどね。
・・・注意を受ける前の実験結果をそのまま出しておくのは、確信犯といわれても言い逃れしにくいよなあ・・・w


 【シンクスコーポレーション:◆中古携帯電話の「連続待受時間」の長時間測定比較 】
 http://www.thinx.co.jp/test_report_4.htm


どう見ても同じか、関係の深い会社による二番煎じをねらったイカサマ商品ですよね。
会社所在地まで同じままだし、2005年に公正取引委員会から景品表示法違反の疑いで注意されたことに、何の反省もないとんでもない会社のようです。


「イメージが悪くなったから改名して再出発したんだ、商品は注意を受けた後改良したんだ」というのなら、努力した結果改良されたんだとシンクス社のサイトで明言している以上、そこで新しい実験結果と以前の商品の実験結果を併記して堂々と商売したらいい。
それをしないで、会社名を変え、「新発想」などと全く新しい商品であるかのように装って発売する根性は商売人としてどうなんだ。

検索はじめて10分足らずでわかるこの胡散臭さ。
なのに、「買っちゃいました!」とか「効果あります!」「実感しました!」とか言っちゃってるおめでたい人がmixi内にもコロコロいて、コーヒー噴くかと思ったわ。

それこそ、冒頭の2005年のニュースに出てくるシンクス社営業部長と同じ発想で、「お守り」として売り出してたら文句は言わない。
「貼っとくと、ここ一番の時に充電池がもつかもしれない、霊験あらたかな御札シール・巫女さんバージョン」
とかいって秋葉原で売ってたら、ヲタが喜んで買うかもしれない。いっそメイド喫茶で作って売ったらどうだ。

だが、これは一見科学的であるかのように装って、騙して売ろうという魂胆が透けて見える。
まさに似非科学もいいところ。



騙されて(?)買っちゃった人にも言いたい。

エコロジカルな考えを持ち、そこで自分に何が出来るだろうと気にかけて生活することは、今の時代大変重要で尊いことですが。
詐欺的な商品を無批判に受け入れてイカサマ師に利益を与えるようなことは慎まねばならないとは思いませんか。
(真っ当な、きちんと理屈と道理の通った環境関連企業まで、色眼鏡で見られてしまうようになりますからね)


最初少しは批判的な目で見て、理屈に納得がいくまで無批判に受け入れることを控える。
その重要性は、先日の「あるある大辞典捏造騒ぎ」で少しでも感じることは出来ませんでしたか。

イメージだけで、理屈や道理を考えることもなく無批判に受け入れてしまっていませんでしたか。
環境問題って、理屈と道理の自然科学の分野ですよ?


サイトで堂々と「チーム・マイナス6%に参加しています」なんて書いてあるから、信じてしまったのかもしれませんが。

チーム・マイナス6%参加企業・団体規約にはこうあります。

////////////////////////////

 【チーム・マイナス6%に参加しよう】
 http://www.team-6.net/

■参加資格の取消
9.
事務局は、団体チーム員が次のいずれかに該当する場合、当該団体チーム員の参加資格を取り消すことがあります。
(1)倒産、解散したとき
(2)「チーム・マイナス6%」の趣旨に明らかに反するような行為を行ったと認められるとき
(3)活動を強制したり、疑わしい行動で利益誘導を行ったと認められるとき
(4)法令や公序良俗に反する行為をしたとき

(5)団体チーム員が本活動規約または「チーム・マイナス6%」ロゴマーク使用規約に違反し、事務局による是正勧告に従わない場合
(6)その他、地球温暖化対策推進本部の信用を傷つける行為を行ったと認められるとき


////////////////////////////

こういった企業から参加要請があった際、チーム・マイナス6%運営事務局はどういう調査、判断をするのでしょうか。

必要書類の解説ページを見ると、書類上の処理しかしていないようですが。
その調査の実際を聞いてみたい所ではあります。
その辺は確認した上で、信用されましたか?

 【チーム・マイナス6%に参加しよう】
 http://www.team-6.net/corporation_flow.html

有名だから安心、だなんて思いませんでしたよね。
有名人や有名な団体と関連が深そうに見せるのは、信用を得るためのテクニックですよ。

宗教団体とか健康食品とか。
思い当たるでしょ?ファ●テンとかゲル●ニウムロ●ラーとかパワ●フォ●リビングとか統●教会とかアレとかソレとかコレとかw



ということで、

以前シンクス社の効果なしを特集で報道をしたMBS毎日放送、
注意したにも関わらず無視して同種の商売を続けられてしまった面子丸つぶれの公正取引委員会、
こういうインチキ商売の通報先で一番の大手、国民生活センター、
その参加にあたっての調査・審査・規約の遵守に疑問符が付けられてしまう恐れのあるチーム・マイナス6%運営事務局。

直接問い合わせて見たい方のために、それぞれの相談窓口載せておきますね。

◆MBS毎日放送 VOICE(左下にメールアドレス)
http://www.mbs.jp/voice/

◆公正取引委員会へのご意見・ご要望フォーム
https://www.jftc.go.jp/goiken/input.html

◆NCAC:消費者トラブルメール箱(国民生活センター)
http://www.kokusen.go.jp/t_box/t_box.html

◆お問い合わせ | チーム・マイナス6%
http://www.team-6.jp/contacts/index.html
  
  
  
posted by 福島の人 at 22:20| 福島 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | デジ物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年09月15日

りすくこんさるねぇ?

えーと。
こんな記事でも日経で掲載できるんだ・・・ ( ´Д`)=3タメイキ

【危機管理からリスクマネジメントへ(第28回)[浦嶋繁樹氏]/SAFETY JAPAN [コラム]/日経BP社】
http://www.nikkeibp.co.jp/sj/column/f/28/index.html


いや、言いたいことはわかるんだけど、例が悪すぎるうえによくわかってないw

『一部マスコミでも取り上げられているが、橋の欄干(ガードレール)の強度が歩行者用に作られていたため弱かったというのが、実は子供たちが亡くなった事の真相のようだ。あの事故で欄干の強度が保たれていれば子供たちは死ななくてよかった、普通の事故ではなかったのか。』


車体ごとぷちっと潰されて、生存者無しになってたかもね。
そうしたら、どっかのリスクコンサルあたりは『ガードレールの強度が高すぎる。事故の際を想定してクッションのようにやわらかい構造にするべきだ』とか騒ぐんだろうな。
そして『コストが高い。国交省の規定ではもっと低コストのガードレールでいいはずだ』などと言い出すのだろう。


『ただ、この事故、事件にももう一人の加害者がいないだろうか。それは、車のメーカーだ。普段、後続車からの衝突事故は日常茶飯起きている。しかし、車両が燃えるという事故は珍しい。つまり、車は衝突を想定してそれでも被害が少ないように設計しているはずではないだろうか。それが燃えるということは、欠陥車の可能性が非常に高いと私は思う。被害車両から出た火なのか、加害車両から出た火が引火したのかは私も分からないが。 』


わかんねえなら例に出すなw
ガソリンタンク抱えて走る鉄の塊がぶつかってんだぞ。

事故からのプロテクションを考えて、わざわざ車体後部に配置されているタンクから、車体前方のエンジンにいたる配管。そこから漏れ出し気化したガソリンに、アスファルトや車体同士がこすれて発生した火花が一発飛べば燃え上がる。
それはガソリンが揮発性の高い可燃物である以上変えようがない。もしかして、そこいら辺がわかってないのではないだろうか。
液体のガソリンに直接触れなくても、ガス化したガソリンに着火すれば、あとは全体が誘爆する。
スタンドでタバコも携帯も使用禁止にしている意味を理解してないのだろうか。多分こういう人が発火事故起こすんだろうなあ。

配管からの漏れを完全に停めたいなら、完全電気化するくらいしかない。それでも、電解液が漏れ出してキャビンがえらいことになるかも知れんが。(希硫酸は猛毒です)


トラック側の発火だとしても、トラックの軽油タンクは『普通車体外に露出している。』
この人はトラックを見たことがないのだろうか。
もともとトラックなんて、積んでいる箱を外してしまえば、骨組みと駆動シャフトしか通っていない。タンクやタイヤは骨組みに引っ掛けてある程度の構造だ。だからこそ、箱を取り替えることで比類なき汎用性を確保している。
今更それをかえようと思ったら、それはトラックではない別の車種になってしまう。


一般的な車のガソリンタンクは車体後部にあることを知らんのだろうか。
前方にしろと?車両事故は、正面や前方オフセットの事故のほうがおおいのは、リスクコンサルとしては当然わかっているものと思うけど。だから最も事故での死亡率の高い助手席に、要人を乗せることはないのよね。次が運転席。最も死亡率が低いのは後席。

エンジン本体まで緩衝材に使おうというクラッシャブル構造で安全性高めてるのに、そこにタンク置いたら、漏れて気化して発火、乗員が黒焦げだ。後ろにあるのも、意味があって後ろなんだということをわかってないのかもしれない。

車メーカーがどれだけ車体のクラッシャブル構造に気を使っているか、同じ日経系列の記事を見てみればいいんだ。

【ボルボに聞いたエンジンの将来:日経ビジネス オンライン】
http://business.nikkeibp.co.jp/article/tech/20060822/108428/?ST=nboprint


30年も40年も昔の、ボンネット内にタンクのあった車ではあるまいし、現代の車は事故の際に誘爆しないよう、乗員の次に厳重なプロテクションと配置がされている。その上でその限界を上回る衝撃があったということだろうに。
こんなことで欠陥車扱いされたら、設計屋は浮かばれない。

当初から社内で欠陥がささやかれていたというGMの欠陥車と、たまたま酒気帯び運転の馬鹿に乗られてしまった現代のトラックを混同して語るのはかなりおかしい


もしどうしても車両メーカーに懲罰的判決の危機を訴えたいなら、同じフォードの例を使って、例のトヨタハイラックスのリコール進捗状況の公表でも訴えたらいいのに。

【MyNewsJapan:リコール王・トヨタ 欠陥車率3年連続100%超も、回収率さえ非公表】
http://www.mynewsjapan.com/kobetsu.jsp?sn=480&blog_id=1512654


こっちのほうが、よほど懲罰的判例の危機喚起として適当だと思う。
それとも、やっぱり、トヨタを名指しで批判は出来ませんかね?
posted by 福島の人 at 04:13| 福島 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年08月26日

もしかして

iBookって、4月に韓国LG社製バッテリでもリコール出してたのよね。

あのときのあのバッテリ、本当にLGだけだったのかと疑わしくなりますね。
まあ今になってみれば、LG社だけの話ではなかったと。


【あほニュース.zip Mac板で「助けて下さい!マックが突然爆発しました!」】
http://news4u.blog51.fc2.com/blog-entry-446.html


【天漢日乗: パソコンは「家電」か Apple iBook/PowerbookG4のバッテリーリコールに関して】
http://iori3.cocolog-nifty.com/tenkannichijo/2006/04/apple_ibookpowe_9ab8.html



マスコミの方々、ほんと、アイリスオーヤマ叩いてる場合じゃねーっての。

北海道の家電店の社長が首吊ってまで告発した松下のリコール。
これがリコールに伴う負担額250億円といわれてる。

今回のリコールでは、デル・アップルあわせて回収費用が200億円から300億円とされている。(ソニー発表)
対して、モルガンスタンレーのアナリストが300億円から500億円と試算を出している。

SONYが直接負担する回収費用だけで、悲観的にみて500億円に上る一大回収劇。当初の報道では、DELLだけでもCE市場始まって以来の大回収とまで言われた騒ぎだ。
松下をはるかに上回る、世界規模での大不祥事になりうる大騒ぎだってこと、ほんとうにわかってるんだろうか。

それとも、やはりトヨタと同様、スポンサーの顔色見て黙ってるのか。

そういえば、午前中は報道があったけど、午後からはさっぱりニュースで取り上げられなくなったなあ。
どっかから物言いでも入ったのかしら。

あーあ。


■ 追記 ■
GIIGAZINEさんでも、「このままで終わるとは思えない」というニュアンスで取り上げられてますね。


【DELLにつづき、AppleのiBookとPowerBookもバッテリー回収 - GIGAZINE】
http://gigazine.net/index.php?/news/comments/20060825_apple/



SONYいわく『これ以上増えることはない』って・・・?

リコールを決めるのは、SONYじゃ無ぇ。
posted by 福島の人 at 03:15| 福島 ☀| Comment(0) | TrackBack(1) | デジ物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

便乗報道もいい加減にしろ

■アイリスオーヤマ、家庭用シュレッダーでも指挟み事故(読売新聞 - 08月25日 20:03)
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20060825i112.htm


 愛知県尾張旭市の女児(2)が今年4月、アイリスオーヤマ(仙台市)の家庭用シュレッダーで、投入口に指を挟まれ、指がうっ血するトラブルに遭っていたことがわかった。

 同社の業務用シュレッダーでの事故は判明しているが、投入口が比較的狭い、家庭用では初めて。同社は家庭用の全13機種について、疑似指を使った試験などを行い、安全性を再点検する。

 同社によると、女児が同月13日、自宅の中型シュレッダー(高さ約32センチ)で厚紙を裁断しようとしたところ、幅約5ミリの投入口に指1本を挟まれた。

 刃は投入口から約3・5センチ奥にあり、刃によるけがはなかったが、指が抜けなくなり、駆け付けた救急隊員がシュレッダーを壊して助けた。事故のあった機種は、「SCA―45H」で、約30万台が出荷されている。

 一連の報道を受け、女児の家族が23日夕、同社に連絡。同社は翌24日、経済産業省に報告した。

(2006年8月25日21時35分 読売新聞)




幼稚園児のころ、コーラのビンに指突っ込んで抜けなくなり、近所の兄ちゃんが叩き割って取ってくれたんだが。

それも今なら全国ニュースになるのか?

確かに関連はありそうだが、勝手に指はさんで取れなくなるのが重大な問題とはとても思えない。
便乗もいい加減にしろ。

 未だリコールの改修達成率も発表せず、年間生産台数より多いリコールを三年も続けて発表するトヨタとか、
 経済産業省から目を付けられてるにもかかわらず、うちのは大丈夫と逃げ続けるSONYとか、

いくらでも叩いて改善を訴えるべき製造者がいるだろうに。



ラベル:これはひどい
posted by 福島の人 at 02:57| 福島 ☀| Comment(0) | TrackBack(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

通院歴

【asahi.com:傘で百貨店販売員の目を突いた容疑、女を逮捕 警視庁 - 社会】
http://www.asahi.com/national/update/0824/TKY200608240114.html


よし!おまいら、用事がなくても精神科に通院しておこうぜ!
眠れないとか、いつもドキドキして落ち着かないとか、適当なこと言って。

それでむかつく奴ができたら、意味不明な事叫びながら殴っちゃえばいいんだ!
今後傷害事件起こしても、通院歴ありってことでお咎めなしだぜ!
書類送検されても、起訴はされないぜ! ъ(゚Д゚)イエーイ!!



この世界が一番シュールです。

posted by 福島の人 at 02:52| 福島 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | デジ物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年08月25日

SONY サラニキタヨー

【米アップル、ソニー製電池180万個をリコール:NIKKEI NET】
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20060824AT2M2403024082006.html



以前使ってた、ではなくて、現行モデルまでいっちゃった。


これまでの経緯からして、これもSONYが回収費用のほとんどを負担することになるだろう。

一体、何億トぶんだ?
vaioも燃えたし、次はLenovoか。
利益が飛ぶくらいならいいが、会社ごと飛びかねない。財務的にも、イメージ的にも。
特に北米あたりでは相当のインパクトでvaio炎上ニュースが飛び回っているから、かなりのイメージダウンだろう。


こういうニュースを見ると、ベンツAクラスデビューの際のエルクテスト横転騒ぎのことを思い出す。
製造段階にあった車両の部材をスクラップにして処分、その映像を公開した。
車自体はつまらん燃料電池車ベースだけど、それだけ気を使っているとなれば多少は見直す。

同じく、スポーツサイクルメーカーとして世界でも有数の大企業、台湾の巨大機械工業も思い出される。
世界に売り出しを始めたころ、同社製カーボンフレームが折れるという不具合が多発、ヨーロッパ、北米、日本からカーボンフレームが回収された。
そして本社工場に従業員を集め、社長自らがショベルカーを操り、フレームを工場の庭に埋め立てた。
そしていまや、グランツールに出場するプロチームにフレームを供給するスポーツサイクルブランド、「GIANT」に成長した。


さて、SONYはどこまでやれるか。

(充電池埋め立てたりしてw 有害物質垂れ流しになるぞw)
posted by 福島の人 at 04:37| 福島 ☀| Comment(0) | TrackBack(1) | デジ物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年08月24日

'`ィ'`ィ ┐(´Д`┌過剰反応過剰反応

【シュレッダー事故の波紋、量販店など商品撤去の動き : 社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)】
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20060824i207.htm


わざわざ業務用事務機器を家庭に持ち込んで事故がおきたから撤去?
余計なお世話としか言いようがない。

そんなものを部屋において、子どもから目を離した親の責任以外のなにものでもない。
トレーローディング式の昔のビデオデッキでも、手を突っ込んでデッキに喰われて泣き叫ぶ子どもはいただろうに。


馬鹿じゃないのか。

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過剰反応といえば、個人情報保護法のせいにしている一般人が多くて笑う。
あれは一定の規模以上の事業所などに適応されるものであって、一般家庭で何かするものじゃない。
そうじゃなくて、単純にストーカー被害やプライバシー保護のため裁断するってだけだろ。

この個人情報への過剰反応ってのも、最近頭が痛い。

最近、たまに「絶対電話してこない」お客様がいる。
ほんのちょっとしたことでもメールで、返信が次の日になったりすると遅いといわれたりする。
そんなちょっとした確認なら電話してくれれば、というと、「電話番号がわかっちゃうから・・・。携帯番号からでも個人情報わかっちゃうでしょ」と。

なら184つけて着信表示拒否しろや。
つか、取引先に知られたくないって、どういう客なんだ。

ほかにも、銀行口座の口座番号を「個人情報だから、関係先にはプロテクトかけて配布してくれ」という人もいる。
暗証番号とセットならともかく、何を言ってるんだと本当に悩んだ。
口座番号だけなら、会社や自営業によっては名刺に印刷する程度の情報だ。

よくわからずに盲目的に「個人情報、個人情報」と騒ぐ人が結構いるのよね。一人二人なら笑ってられるが、複数いるから笑えない。
面倒なので、質問される前にプライバシー・ポリシーのPDF作って渡して流すことにしたけど。

そんなことより、結婚式に出れば招待状のデータは式場に吸い取られるとか、そういうソーシャルハッキングに気をつけろと説教してやりたい。
posted by 福島の人 at 18:55| 福島 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ソニー キタヨキタヨー

【ソニーVAIOノートも炎上 - Engadget Japanese】
http://japanese.engadget.com/2006/08/23/vaio-fireworks/



4年前のvaioもモエタヨー。


4年前というと、先日リコール発表されたSONY製DELLバッテリーの製造時期にも重なるねー。

これまで「DELLとは充電システムが違うから安全、これまで問題が報告されてないから安全」とマスコミのインタビューには答えてたけど、それはSONYの誰が言ってたのか。
結局正式なプレスリリースはないままだし。
(充電システムが違うといっても、DELLが出した仕様で製造を請け負って不良を出したんだから、同じ事業所の技術力に不信を持たれてもしょうがないと思うが。)


このお盆前にも、ポータブルHDDを取り外すと、HDDの記録が壊れるなどというバックアップメディアにあるまじき不良でリコールだしたばかりだというのに。
松下といいパロマといい、そんなにお詫び広告を出したいんだろうか。
たしかにインパクトはあるけど、そんな自爆ネタが見たいわけじゃないんだぞw

まだインタビューに答えた程度で、各社の公式プレスリリースが出てないので黒というよりはグレー程度なんだけど。
(アメリカの消費者製造物安全委員会が調査するそうなので、その結果が出るか、各社の詳細なプレスリリースでもないと安全宣言はできないでしょ。)

でも、やっぱり色々多すぎ。
私のような、昔ファンだったけど今アンチ、なんてのが多いから目立つだけかと思ってたけど、2chで2000年以降のリコールをまとめていた人がいて、その多さにあらためてびっくり。

----------以下転載----------------------

2000/02/29 Liイオン2次電池   
 発熱で電池外装が変形          5万9000個
2000/03/29 LCDプロジェクター  
 天井から落下の恐れ            8470台
2000/05/10 携帯音楽プレーヤ  
 やけどの恐れ、発熱で本体変形    1万1000台
2000/11/30 ノートパソコン     
 OSリカバリ作業が中断         1万3000台
2001/07/04 携帯電話機     
 電池ショートで製品本体が発熱、変形  56万台
2001/09/10 業務用スピーカー   
 天井から落下(11Kg)           5530台
2002/11/05 車戴オーディオ機器  
 発煙、発火の恐れ           3万8000台
2003/04/15 デジタルカメラ     
 2次電池が急速に劣化          30万台
2003/04/17 ノートパソコン     
 異臭や火花、水蒸気が発生       2万台
2003/07/09 DVD+RW媒体     
 機器やディスクに損傷を与える     1万8000枚
2003/07/10 ノートパソコン     
 通信速度低下、電気ショックの恐れ  1万8000台
2003/07/29 テレビ         
 電源が切れる、煙や異臭         34万台
2003/09/12 携帯電話機     
 爆発、感電、火災の恐れ有り        35万台
2004/01/26 プラズマテレビ    
 電源回路の不具合で部品が破損    1万700台
2004/02/26 テレビデオ      
 ブレーカーが落ちる、感電する危険性  2万4000台
2004/10/14 CDウォークマン    
 乾電池ケースが発熱、変形      86万60000台
2005/07/13 液晶テレビ      
 ブレーカーが落ちる、感電する危険性  1万6000台
2005/09/14 PS2 ACアダプター 
 過熱、溶解の恐れ(家財焼失4件)       84万3000個
2005/09/29 液晶テレビ      
 電気用品安全法技術基準不適合     19万台
2005/10/03 全てのCCD搭載製品(デジカメ、ビデオカメラ、PDA等)
 表示部に画像が出ない、撮影できない、画面が乱れる など 100機種以上
2006/08/10 ポータブルHDD   
 データ破損  2005年9月・2006年1月発売の4機種
2006/08/15 リチウムイオン電池 
 加熱、発火の恐れ              410万個

※ 軽微な不具合や、ソニーが自責と認めない欠陥(PS2販売1年経過後の部品劣化続出、「それがPSPの仕様だ」など)は含みません。

-----------転載終了------------------


この他にも、2001年発売したvaioLXの液晶闇改修→2005年にやっと認めたいわゆる社外サプライヤー製品のリコール騒動とかも記憶に新しいところ。
このLXの時は、製造元がリコールしたのに、そこから仕入れて販売したSONYが認めなかった。
4年もたっては、すでに買い換えていた人もいるだろうに・・・。


本気で不買運動でもされないと、わからんのかもしれんねー。
posted by 福島の人 at 18:51| 福島 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | デジ物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

マツダの新型は化け物か!

マツダ・ロードスターについては以前こんなことを書いているのですが。


【Wandering Wanderer: 3代目 マツダ ロードスター】
http://fukusima.seesaa.net/article/6846134.html



今回、プジョー206ccやメルセデスSLKなどと同じく、電動格納式ハードトップを備えた「RHT」を追加するそうで。


【Mazdaニュースリリース】
http://www.mazda.co.jp/publicity/release/200608/0823.html



マツダのサイトを見ると、これまでの電動格納式ハードトップと違い、屋根の収納にトランクを使わないため実用性を犠牲にすることなく電動格納を実現した、とある。
これはデザインの自由度をめちゃくちゃ上げる画期的なギミック。
実際、屋根を開けてしまえば、遠目にはソフトトップとハードトップの差異はわからないと思う。


これだけでも十分ショッキングなんですが、ハードトップモデルとソフトトップモデルの重量差がなんと『36キロ』!!

プジョー206ccは、ノーマルの206と比べると重量差が120キロもありますから、ロードスターはその開閉機構と屋根本体の軽量さは際立っています。
これだけ軽いと、屋根の開閉で普通は前後に重心が移動して運動特性に影響が出てしまう電動ハードトップの欠点は、ほとんど感じないでしょう。


そしてなによりも価格。
最も安い、「素」のRHTは240万円から。もっとも高価なパッケージでも280万円。
このところのユーロ高で、1.6リッターモデルですら300万円レベルのプジョー206ccとでは、走行性能、価格、どれでも太刀打ちできません。
戦略的な価格設定は、各社にとっては戦慄でしょう。
(ハンドリングの気持ちよさ、ブランドイメージやデザインや広いトランク、4人乗車可能の実用性など、それぞれ個性が強いので簡単に比較できないのは十分承知してますが)


いやほんと、マツダは化け物を投入してきたなあ。
フロントマスクと内装が改善されたら、思わず転んでしまいそうだ。
posted by 福島の人 at 18:48| 福島 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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