FZ-1とかFZ6S/Nなんかはかなりのツボ。
で、最近、あまり注目は浴びてませんが、電気駆動オートバイの新製品を出していたり。
【YAMAHA EC−02】
http://www.yamaha-motor.jp/pentagon/index.html
20万円か・・・。
補助金制度が利用できるので最大5万円値引きがあるそうだけど、微妙だなあ。
バッテリ1本で40キロ以上走るとはいえ、計測走行スピードが原付の法廷速度と同じ30km/hではねえ・・・。
一般的な原付と同じ60km/h前後を出したとして、いったい何キロ走れるものやら。
(当然違法です。が、道路状況によりどうしても「一時的に」超過することはありますので、最初から30キロしか出ない製品だとすると怖くて公道は走れません。)
スペアバッテリを搭載できたり、バッテリ充電キットを積載できる、とはあるのですが・・・。
これでは、一番のターゲットである原付使用の層にはちょっと受け入れられづらいでしょう。
この前のシリーズ、『パッソル』を出したときにも思ったのですが、なぜ軽さにこだわるあまり原付になってしまうのでしょう。
趣味性を求める層からしたら、多少不便でも変わった代物を求める部分がありますので受け入れられるかもしれませんが。
しかし原付となると、まともにケアもしないで乗りっぱなしになるよなタフな使い方をされるであろうことは容易に想像できます。
そうした層には、通勤通学だけに使ったとしても1日で充電ランプがつくようでは大変だし、手間がかかると思われても仕方がないような。
たまに市内の移動でKSRに乗る私でも、40キロで走行停止ではたぶん乗れません。
燃費の悪い2サイクルのKSRでも、ガソリン5リッターで120キロ以上走りますから。
これが燃費のいい4サイクルのカブなどと比べると、とてもお話になりません。
ならばいっそ、最近の大排気量オートバイの流行があるのだから、大型オートバイなどへの搭載を進めてくれたほうがいいのではないかと。
大型オートバイに趣味で乗る層なんて、週末に1〜2日乗るくらいの人が多いわけですから。
航続距離を求めればバッテリが重くなるのは当然なのですから、もっと大きなオートバイをベースにすれば、バッテリを大型化することができるのではないかと。
そして100キロ前後の航続距離を確保できれば、ちょっとした趣味のツーリング程度なら十分カバーできるのだし。
で、大型化した車体でもってデザインを何とかする。EC−02やパッソルのような、垢抜きすぎてインパクトも何もないデザインでは、とても食指が動きません。
せっかくの技術の塊。
環境的にも立派な商品だと思うのですが、なかなか普及しないのは、私のような変人がほしがるような『所有欲を刺激するところがないからでは』と思いますけど。
どうだろう? EC−02、ほしい?